狭心症とは
狭心症は心臓の周りにある血管や冠動脈(左冠動脈主幹部・左冠動脈回旋枝・左冠動脈前下行枝)が狭くなり血流が悪くなって、心臓を動かすための血液が十分に届かなくなる病気です。
不整脈とは
不整脈とは脈のリズムに異常が見られる状態のことを言います。正常な状態であれば、脈は「一定の範囲内」で「一定のリズム」を維持していますが、様々な原因でリズムがゆっくりになったり、早くなったり、不規則になったりします。これらのいずれかの状態に当てはまることを不整脈といいます。
心不全とは
心不全とは、心臓の機能が低下し、全身に必要な血液を十分に送り出せなくなる状態を指します。心臓の役割は、体の隅々まで酸素や栄養素を届け、老廃物を除去することですが、心不全が進行すると、これらの機能が著しく低下し、さまざまな症状を引き起こします。
心不全は急性心不全と慢性心不全に分かれ、急性心不全は突然の症状の悪化が特徴です。慢性心不全は長期間にわたって進行し、早期に適切な治療を行うことで症状を抑えながら生活の質(QOL)を維持することが可能です。