当クリニックでは、インフルエンザワクチン、肺炎球菌ワクチン、帯状疱疹ワクチン(シングリックス)などの各種予防接種を実施しています。
予防接種を希望される方へ
肺炎球菌ワクチン・帯状疱疹ワクチンについては原則、予約制となるため、ご希望の方は、お電話またはご来院にてお問い合わせください。
インフルエンザワクチンのご予約は不要です。
直接当院までお越しください。
インフルエンザワクチン
インフルエンザワクチンについて
インフルエンザワクチンは、インフルエンザの予防と重症化を防ぐために非常に有効な手段です。特にリスクの高い方々(高齢者や基礎疾患を持つ方、妊婦、幼児)にとっては、毎年の接種を強く推奨しています。適切なタイミングでワクチン接種を行いましょう。
費用について
*接種日に65歳以上の堺市在住の方
*接種日に満60~65歳未満の堺市在住の方のうち、心臓、じん臓、もしくは呼吸器の機能又はヒト免疫不全ウイルスによる免疫機能の障害を有し、その障害が身体障害者手帳1級程度の方
1,500円(税込)
※接種当日は、年齢確認できるもの・身体障害者手帳等証明できるものを持参してください。
*上記に該当しない方
3,500円(税込)
インフルエンザワクチンの接種タイミング
インフルエンザの流行時期は通常、11月から3月にかけてです。流行が始まる前に十分な免疫を形成し、シーズンを通してインフルエンザから身をまもるようにするためには、インフルエンザワクチンは流行のピーク前に受けることが重要なので10月から11月にかけての接種を推奨しています。
インフルエンザワクチンのご予約は不要です。
直接当院までお越しください。
肺炎球菌ワクチン
肺炎球菌ワクチンについて
肺炎球菌は、特に高齢者や免疫力が低下している方にとって重篤な感染症を引き起こす原因菌です。肺炎や髄膜炎、敗血症などを引き起こすことがあり、これらは命に関わる可能性があります。そのため、予防接種が非常に重要です。
肺炎球菌ワクチンは、肺炎球菌による感染症を効果的に予防することができます。特に高齢者では、肺炎の発症を防ぐために重要な役割を果たします。一度の接種で長期間の予防効果が期待でき、肺炎をはじめとする深刻な合併症を回避することが可能です。
ワクチン接種は、一度の接種でおおむね5年以上の効果が持続するとされています。ただし、複数回の接種が必要になる場合もありますので、医師と相談して適切なスケジュールを確認することが大切です。
肺炎球菌による感染症は、一度発症すると治療が難しい場合があり、特に高齢者や免疫力が低下している方には重症化しやすい病気です。ワクチン接種は、これらのリスクを大幅に軽減し、健康を守る有効な手段となります。
当クリニックでは、肺炎球菌ワクチンの接種を実施しています。65歳以上の方、あるいは慢性疾患をお持ちの方には、特に接種を強くお勧めします。詳しい情報やご予約については、お気軽にお問い合わせください。
費用について
*接種日に満65歳の堺市在住の方
*接種日に60歳以上65歳未満の方で、心臓、じん臓、呼吸器の機能またはヒト免疫不全ウイルスによる免疫機能に身体障害1級程度の障害のある方
*接種日に満66歳以上の堺市在住の方(令和7年3月31日まで)
4,000円(税込)
※接種当日は、年齢確認できるもの・身体障害者手帳等証明できるものを持参してください。
*上記に該当しない方
8,000円(税込)
帯状疱疹ワクチン
公費(定期)接種と自費接種の帯状疱疹ワクチンについて
帯状疱疹は、子供の頃にかかった水ぼうそうのウイルスが体内に潜伏し、加齢やストレスなどで免疫力が低下した際に再活性化して発症する病気です。80歳までに3人に1人が発症し、皮膚症状が治った後も長期間痛みが続く「帯状疱疹後神経痛」などの後遺症が残ることがあります。
令和7年4月より堺市で定期接種開始
堺市では令和7年4月1日より、高齢者の帯状疱疹ワクチンが定期接種となりました。対象となる方は、対象年度中に65歳、70歳、75歳、80歳、85歳、90歳、95歳、100歳以上になる堺市民の方です。この5歳刻みの対象年齢は令和11年度までの経過措置のため、該当する方はこの機会をお見逃しなく。
当院推奨のシングリックス
当院では、97%以上の高い予防効果と10年以上持続する効果を持つシングリックス(不活化ワクチン)を推奨しています。筋肉注射で2回接種が必要です。
費用について
・定期接種(公費助成対象の方):22,000円(2回合計)
・自費接種:44,000円(2回合計)
50歳以上の方、または帯状疱疹リスクの高い18歳以上の方は自費接種が可能です。糖尿病など基礎疾患をお持ちの方は発症リスクが高いため、特に接種をお勧めします。



